AI・DXリスキリング研修(全4回・12時間)土曜午前コース

運送・物流の「伝わらない」「見えない」を、日報・GPS・音声で改善する。

長時間の乗務や離れた拠点で働く社員が、互いの工夫と課題を共有できる仕組みをつくります。日報を週報・月報の音声やオリジナルソングへ変え、GPS・運行状況・経済価値を結び付けたダッシュボードで業務改善につなげます。

日程と受講料

2026年11月14日・12月12日、2027年1月16日・2月13日(土)/各回9:00~12:00/Google Meetによる同時双方向研修。各回10:20~10:30に休憩があります。全4回の開催枠は12時間、休憩を除く実訓練は11時間20分です。

受講料:1人280,000円(税別)/308,000円(税込)。192スキルの自主学習教材を含みます。自主学習は上記の実訓練時間に含みません。AIツールの有料アカウントの負担は申込時に確認します。

第1回|2026年11月14日(土)
受注・固定コース・集荷・日報をアプリのデータにする

  • FAX受注→コピーで指示→個数チェック→Excel/基幹システムへの入力という現在の流れを可視化し、転記・照合・変更伝達の課題を整理する。
  • 架空のFAXオーダーをAI/OCRで読み取り、担当者が確認して受注表を作成。受注ID・明細・予定個数・届け先・日付・固定コースと臨時集荷を設計し、訂正と重複を扱う。
  • Googleスプレッドシートに受注・車両・コース・配送/集荷・配達完了・日報の表を作る。Excel・基幹システムとの照合項目と正本・更新担当を決める。
  • AppSheetの事前用意ひな形にデータを接続し、担当配送一覧と個数チェック画面を試作。予定・実績・差異を照合して提出する。

入力:架空FAX2枚、固定コースと臨時集荷のサンプル。完成:受注/配送データ表、入力・照合画面。合格:受注IDで追跡でき、個数差異と訂正履歴を示せる。

第2回|2026年12月12日(土)
配達完了アプリ:ログイン・写真・確認・GPS・音声報告

  • AppSheetでGoogle等の認証を必須にし、ドライバーと管理者の閲覧範囲を設定。表示上の絞込とセキュリティフィルタの違いを確認する。
  • 担当配送を選択→実績個数確認→商品写真撮影→「これでいい?」確認→確定という画面を試作。操作したユーザー、端末報告時刻、GPS地点、レコードIDを記録する。
  • Googleマップのピンから完了記録と写真を開く。スマホの音声入力で「お客さんが言っていたこと」と日報を文字化し、誤認識を修正して確定する。
  • iPhone・Androidで試作の動作確認。位置権限拒否、通信切断、二重送信、個数差異を試す。ガラケーの電話報告を事務担当が代理登録する経路と区別して記録する。

入力:前回の受注/配送表と商品サンプル。完成:配達完了・音声日報・地図の試作。合格:1件の確認済み記録を追跡し、別ユーザーが他人の配送記録を閲覧できないことと未送信状態を確認できる。

第3回|2027年1月16日(土)
GPS・収支ダッシュボードと週報・月報の音声/Suno AI

  • 配達完了地点と走行中の車両GPSを区別し、車両ID・便ID・日時で運行日報・売上・直接費を結合する。データの更新時刻を確認する。
  • 事前用意のダッシュボードひな形で、地図・車両状態・便別限界利益・待機・空車距離比率を集計。1便の利益を手計算と照合する。
  • 日報を週報/月報の原稿と音声に変換し、元データの行と照合。確認した原稿からSuno AIで60~90秒の歌を制作する。
  • 画面と音声を部門間でレビュー。共感・役立ち投票による曲の社内ヒットチャートを設計し、改善担当と次の行動を原稿に残す。

入力:架空GPS・日報・収支1か月分。完成:ダッシュボード試作、週報音声、月報原稿、歌、チャートひな形。合格:限界利益・更新時刻・数字の出典を説明し、歌から正確な報告原稿へ戻れる。

第4回|2027年2月13日(土)
物流ニュースPodcastと共有・改善の運用をつくる

  • 国土交通省・業界団体等の一次情報を選び、公開日・出来事の日付・対象・原文URLを記録。古い記事や施行前情報を区別する。
  • NotebookLM等で物流ニュース3件を要約し、3~5分のPodcastを制作。自社への影響・確認事項・担当部署を添え、誤読と出典をレビューする。
  • 週報/月報/ニュースの承認付き共有フローを試作。Google Driveと社内リンク一覧、必要に応じGASの通知を用い、公開前の人の承認・停止手順を組み込む。
  • ダッシュボードと音声共有を組み合わせた成果発表。集計時間・待機時間・共有到達率・改善完了率の導入前基準値と30日間の試行計画を提出する。

入力:一次情報3件と前回の成果物。完成:Podcast1本、出典一覧、承認フロー、30日試行計画。合格:ニュースの出典・日付を示し、配信前の承認と訂正手順を実演できる。

運送向けダッシュボードで見るもの

地図上の車両位置に、最終更新時刻・現在の便・走行/待機/荷役/休憩の状況を組み合わせます。車両から便別売上、燃料・高速代等の直接運行費、便別限界利益、空車距離比率へつなぎ、配車と経営が同じ情報を見られる画面を試作します。

便別限界利益=便別売上-便別直接運行費。車両固定費や本社費とは分けて表示します。GPSが未更新の場合や請求が未確定の場合も見えるようにします。講座では架空のCSVを使い、本番のGPS連携はサービス契約・取得権限・更新間隔の確認後に設計します。

週報・月報を音声と歌で共有する

日報から3分の週報、5分の月報を作り、正確な読み上げ版と、Suno AIで制作する60~90秒のオリジナルソングを並べて共有します。数字・未解決事項・次の行動は元の原稿で確認できる形にします。

「共感した」「役に立った」の投票で社内ヒットチャートをつくり、現場の工夫に光を当てます。社員の成績順位ではなく曲の共有を楽しむ仕組みです。改善提案の実行状況や集計時間の短縮もあわせて確認します。

物流ニュースをPodcastへ

国土交通省や業界団体等の一次情報をもとに、物流ニュースを3~5分で聞けるPodcastにまとめます。公開日・原文リンク・自社への影響を添え、担当者が確認してから社内に配信する流れをつくります。

配達完了アプリと音声日報をつくる

ログイン→担当配送を選択→個数確認→商品写真→音声報告→GPS取得→「これでいい?」確認→確定。配達完了の記録を地図のピンから確認できるアプリを、AppSheetとスプレッドシートのひな形で試作します。顧客から聞いたことや手書きの日報も、スマホの音声入力で文字にして確認・保存します。

固定コースを日ごとの便に展開し、臨時集荷を追加。FAX受注はAI/OCRの読み取りを人が確認し、予定個数と実績個数、Excel・基幹システムの受注IDを照合します。基幹システムとの本番自動連携は別途設計します。

iPhone・Androidは実機で動作を検証します。ガラケーは機種により同じ機能が使えないため、電話での報告を事務担当が代理登録する経路を用意します。位置情報未取得・通信断・二重送信・訂正にも対応する設計を学びます。写真とGPSは完了の補助記録であり、契約上の受領証の代替は会社で確認します。

実務に持ち帰る成果物

  • 受注・配送管理と配達完了/音声日報アプリの試作
  • GPS・運行状態・便別収支のダッシュボード試作
  • 週報音声、月報原稿、オリジナルソングと社内チャート
  • 物流ニュースPodcast、出典一覧、承認付き共有フロー
  • 生産性改善の30日試行計画

全4回では架空データと講師のひな形を使って試作・検証します。本番のライセンス・権限・端末・データ連携は導入前に確認します。操作・制作は停車中または所定の勤務時間に行います。実データの利用や配信は社内承認を経て進めます。安全上の連絡や緊急報告は正式な連絡ルートを使います。

Sunoの曲を業務共有する際は、生成時のプランと商用利用・ダウンロード条件を確認します。Suno利用規約・公式の利用条件案内

助成金を利用する場合

人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の活用を想定しています。対象者の雇用保険資格、職務との関連、勤務・賃金の扱い等の要件確認が必要です。助成金の支給を保証するものではありません。

初回11月14日を予定する場合、計画届の提出期限は原則2026年10月14日(水)です。雇用形態の名称だけで対象を判断せず、会社と管轄労働局で確認します。厚生労働省の公式案内・様式

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