社名:藤橋商店ひよこファーム
業種: 養鶏業
従業員数: 約20名
所在地: 兵庫県

主訴・経営課題

「夏の暑さで鶏の死亡率が上がってしまう。データはあるけれど活用できていない」

  • 夏季の高温により鶏のコンディションが悪化、死亡率増加が経営を圧迫
  • 過去のデータは蓄積されているものの、分析・活用方法が分からない
  • 従業員のITスキルにばらつきがあり、デジタル化が進まない
  • 効果的な暑さ対策の検討に時間がかかり、現場の負担が大きい

解決したアプローチ

1. AI活用による情報収集と分析

  • ChatGPTやGeminiを使った競合他社の先進事例調査
  • NotebookLMによる社内データの統合分析
  • 具体的な暑さ対策(換気システム改善、給水管理、ビタミン剤投与)の立案

2. データ収集・管理システムの構築

  • Googleスプレッドシートを活用した一元管理システム導入
  • 日報システム「卵クエスト」による継続的なデータ蓄積
  • ゲーミフィケーション要素でスタッフのモチベーション向上

3. 段階的なDX推進

  • CAPDAサイクル(Check→Analyze→Plan→Do→Act)の実践
  • スタッフ全員でのAIツール体験研修
  • 失敗を恐れない「ナイスチャレンジ」文化の醸成

導入後の成果

定量的効果

  • データ入力率向上:研修後1ヶ月で従業員の70%が継続的にデータ入力
  • 情報収集時間短縮:従来3日かかっていた市場調査が30分で完了
  • 意思決定スピード向上:根拠のあるデータに基づく迅速な判断が可能に

定性的効果

  • AIに対する心理的ハードルの大幅な低下
  • チーム内での情報共有が活発化
  • 現場の課題解決に向けた主体的な取り組み増加

現場の生の声

代表

「最初はAIなんて難しそうで手が出なかったが、実際にやってみると意外と簡単。データが貯まれば貯まるほど分析できることが分かった。これまで経験と勘に頼っていた部分が、根拠を持って判断できるようになった」

現場スタッフ(Aさん)

「ノートブックLMで過去の研修内容と1ヶ月間の活動を分析してもらったら、自分でも気づかなかった成長ポイントが見えてきた。AIが『めちゃめちゃやってますね』って褒めてくれて、モチベーションが上がった」

現場スタッフ(Bさん)

「スプレッドシートのデータを間違って削除してしまった時、『戻る』ボタンで簡単に復旧できた。失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さを実感した」

継続的な取り組み

1ヶ月後の展開

  • 夏の暑さ対策の具体的実施(換気システム改善、給水管理最適化)
  • AIツールを活用した市場分析の定期実施
  • 他部門への展開検討(マーケティング、YouTube活用等)

実績サマリー

導入企業数: 50社以上
業種: 製造業、農業、サービス業、小売業など
平均的な成果:

  • データ活用率:80%向上
  • 意思決定速度:3倍向上
  • 従業員のAIリテラシー:90%向上

特徴的な支援内容

  • 現場に寄り添った段階的なDX推進
  • 失敗を恐れない文化醸成
  • 実践的なAIツール活用研修
  • 継続的なフォローアップ体制

「AI時代に求められるのは、新しいツールを知ることではなく、実際に行動し、成果を出すこと。そのための武器としてAIを使いこなせるようサポートします」

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- 株式会社クローバ経営研究所 代表 松山

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